ARK X-TRAiN



ARK X-TRAiNは、Excelファイル生成の最速ソリューションです



Excel形式のファイルは、日本のオフィスで最も利用されているフォーマットですが、Excelファイルをサーバサイドで処理するには特別な技術が必要です。
マクロ、Java、.Netなど既存のライブラリはコマンド体系がそれぞれ独自かつ複雑であり、さらに、扱えるデータ量、処理速度、プラットフォーム間の移植性などに課題があります。

ARK X-TRAiNは、これらの課題を解決することを目的に、弊社が開発したライブラリです。
ごく簡単な定義でExcelファイルの生成、テンプレートの更新、データベースとの連携ができる仕組みをご用意いたしました。
パラメータは日本語による指定も可能であり、Excelのメニューを操作する感覚でプログラミングしていただくことができます。

実装は処理速度と移植性に優れた、C言語によるネイティブコードですので、大容量データも高速処理することが可能です。
C/C++やCOBOLなどのネイティブ言語に加え、DLL経由でJavaや.Net、C#からもご利用いただけます。
また、コマンドラインからも同一のインターフェイスでExcelファイルを生成することができますので、シェルから呼び出すことで、サーバのディレクトリ一覧や稼働統計グラフを作成するなど、システムの維持管理にもご活用いただけます。

PHP、Java、Ruby、Python、PowerShellからもご利用いただける様になりました。

X-TRAiN PHP,Java,Ruby,Python,PowerShell extension(拡張モジュール)


出力形式はExcel2007以降の標準である、拡張子が xlsx のファイルとなります。
拡張子が xls のファイル形式については、入力のみをサポートしています。


機能概要


APIでは以下の操作が可能です。

  フォント、罫線、文字配置、値の書式、行と列のサイズ、塗りつぶし、結合の設定
  ハイパーリンクの設定
  数式の設定
  グラフの描画
  イメージファイルの配置(BMP,PNG,JPG,TIFF,WMF,EMF)
  シートパスワードの設定、シートタブ色の設定、シート非表示の設定
  用紙サイズ/方向/余白/拡大率などの設定、作成者や会社名などの設定
  CSVデータのロード、SQL実行結果のロード

オートシェープ(図形)の作成には対応しておりませんが、テンプレートに含むことはできます。
マクロを含んだテンプレートにも対応しております。


コーディング例


基本処理は以下の3つの関数を呼び出すだけで行うことができます。

  

AXLS_open_book(&book, "Book=Sample"); // メモリ確保を行います

  

AXLS_put_values(&book, "A1=123 B2=文字列"); // 値や属性の設定は本関数で行います

AXLS_close_book(&book, "Save"); // ファイルの書き込みを行います


サンプルのExcelとそれを生成するために使用したパラメータ(*.txt)を以下に示します。

        
     sample1.xlsx             sample2.xlsx
     sample1.txt               sample2.txt

        
     sample3.xlsx            sample4.xlsx
     sample3.txt             sample4.txt


処理性能


弊社で計測しました、10列×1000行×10シートのExcelを生成した際の処理時間は以下の通りです。
(文字、整数、実数、日付を含むデータで実施) [Intel Core i52320 30GHz : Windows7]

製品名処理時間
ApachePOI(フリーJavaライブラリ)3.9秒
A社製品(Windows専用)2.0秒
ARK X-TRAiN0.7秒

上記と同じデータに対して、各セルに罫線を定義した場合の処理時間は以下の通りです。
製品名処理時間
ApachePOI(フリーJavaライブラリ)82.3秒
A社製品(Windows専用)4.6秒
ARK X-TRAiN0.9秒



価格


対応OSやRDBMS連携等のオプション有無により異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
ボリュームディスカウントや再配布ライセンス(OEM提供)にも対応いたします。

また、保守契約もご用意しております。
ご購入にあたり、保守契約は必須ではありません。
さらにカスタマイズやAPIを利用した開発作業についても承ります。


事例


ARK X TRAINの採用事例は以下のリンクを参照してください。

採用事例



サンプル


ARK X TRAINの機能を、windows上で体験いただくためのサンプルプログラムをご用意いたしました。
テキスト形式の定義からExcelを生成する機能を始め、CSVをExcel化する機能、画像を セルに変換する機能、OracleのバックアップをExcel化する機能などを、 ドラッグ&ドロップの簡単操作で体験いただけます。
Excelマクロや.NET、ApachePOIなどとの違いを評価いただければと存じます。
サンプル版のDLLをご利用いただける、ソースコードとmakefileサンプルも含めております。

サンプルプログラム



仕様


■対応Excelバージョンは、Excel2007以上。(拡張子 *.xlsx のOffice Open XML 規格対応ファイル)
■対応RDBMSはOracle OCI接続と、ODBC対応データベース。(DB2,MySQL,sqliteなど個別対応可能)
■入力可能文字数の32,767、最大書式数の64,000などの制限値はExcelに準じます。
■数値は19桁までの入力が可能。15桁以上の数値は、Excelの仕様により計算や表示で桁落ちする可能性があります。
■最大列数、行数、シート数はExcel2007以降と同様、使用可能なメモリ容量に依存します。
■数式や関数の構文チェックは行いません。

 主な機能
対象 設定内容
ブック 会社名、作成者、管理者などのプロパティの設定
書き込みパスワードの設定
バックアップオプション、最終版、サムネイル画像の指定
テンプレートブックの指定
シート シートタブ色の指定
列幅、行高さの指定
改ページの指定、シート非表示、枠線非表示、先頭行固定、先頭列固定の指定
用紙サイズ、印刷の向き、拡大/縮小、印刷品質、余白、ヘッダ、フッタの指定
セル 罫線、塗りつぶし色、塗りつぶしパターンの設定
フォント、フォントスタイル、フォントサイズ、文字配置、書式の指定
セルの結合の指定
ハイパーリンク、コメントの設定
計算式 定義可能
グラフ 種類の指定(バブルグラフ以外対応)
タイトル、凡例有無、軸の最大最小値、3Dパラメータ等の指定
イメージ(画像) ビットマップ、PNG、JPEG、GIF、TIFF、WMF、EMF形式ファイルを貼付可能
オートシェープ テンプレートに含むことが可能(新規作成は不可)
マクロ テンプレートに含むことが可能(新規作成は不可)
CSV/TSV連携 CSV/TSVファイルの内容をロード可能
DBSM連携(オプション) Oracleに発行したSQLの検索結果をロード可能

お問い合わせ


お電話またはinfo@arktran.comまでお問い合わせください。


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